ダイバーシティ(多様性)の勉強会が開催されました

今日は、PFCにて、各企業でダイバーシティ推進を担当されている方々が集まっての勉強会が開催されました。それぞれが抱えるダイバーシティ問題は、まさにダイバース(多様)で、男女問題から中国人との異文化、M&Aにおける企業風土融合など多岐にわたるものでしたが、今日は、女性活用の事例として住友3Mさんからご発表いただきました。

多くの参加者が、「女性活用推進は逆差別だという声が男性からも女性からも聞かれる」と言っていました。それを聞いて、ふと17年前の自分を思い出しました。

17年前、アメリカのビジネススクールに留学しました。新学期が始まってすぐに、女子学生だけが特別講義を受けろということで召集がかかりました。組織変革論では世界の第1人者であるR.M.カンター女史が、ダイバーシティ問題について講義してくれたのです。

当時の自分は、カンター教授がいかに著名な人なのかも知らず、「なんで女性だけを特別扱いをするのか。自分は男性と伍してやっていけるから、こんな講義は必要ない」と思ったものでした。ところが、講義を聞いて、目からうろこが落ちました。少数派集団がなぜその実力を発揮できないかという心理学的根拠(トークニズム理論といいます)を知り、ダイバーシティ問題とは何であるかを初めて理解しました。

白人でもなくアメリカ人でもない女性として自分は、キャンパスでは超少数派。そして学生間の競争を強いる過酷なカリキュラム。そんな環境の中で私は何度かくじけそうになりました。あのトークニズムの講義を聞いていなかったら、途中で投げ出して帰国していたかもしれません。

ところで、アメリカのある研究結果によると、男女比が50・50だと、成果が最大化するというデータがあります。我が社PFCの男女比はちょうど50・50くらいです。これは、たまたまなのではなく、50・50になるように意図してなったことが自慢です。

しかしPFCにおける人間社員と社員犬とバランスはいたって悪く、社員犬は超少数派です。PFCの職場環境も仕事の仕組みもすべて人間に合わせて作られているので、ルークはその才能を活かすことができません。そして人間社員も、ルークは愛嬌を振りまいていればいい、くらいにしか思っていません。まるで、ひと昔前、女性社員は愛嬌を振りまいていればいいと、男性社員に思われていたのごとく。
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by peoplefocus | 2006-04-25 22:55
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