「世界的な社会変革ファシリテーター」と呼ばれるアダム・カヘン氏のセミナーが昨日都内であった。
私は行かなかったのだが、ツイッターの書き込みやUストリームをぱらぱらと見て、 その様子や雰囲気に驚いてしまった。 2年前にオマーンで行われた同氏のセミナーとすごく違っていたからである。 日本での雰囲気は、セミナー前は「すごいお方が日本に来る。ぜひ教えを乞おう!」、 セミナー中は、「Power & Love, なるほど、なるほど」 (※Power & Love=アダムカヘンのフレームワーク) セミナー後は「さすがアダム様、たいへん勉強になった」みたいな。。。 ぱらぱらと見ただけだから、間違っていたらごめんなさい。 一方、オマーンでは、場所がオマーンで、参加者の多くがアラブ人と西洋人だったこともあり、 話は自然と、中東和平は実現できるのか、に集中した。 参加者は口々に、「Power & Loveもいいけど、それより、xxxすべきだと私は考える」と みなが自説を主張する。 どんどん議論が白熱してきたところで、「こんなこと話し合っても意味がない。それより、 これから皆で絶食をして、飢餓を体験しよう」と言った人がいたのも、 アダムのセッションのときだった。(2008/4/17、ブログにも書いた。) だから私の印象に残ったのは、中東和平問題の根深さ、難しさであり、 アダム・カヘンの話ではなかった。 どちらが良い悪いという話ではないのだけれども、日本人の反応のしかたは 他とは違うということを認識をしておく必要はあると思う。
by peoplefocus
| 2010-04-13 22:31
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