読書の秋

最近、読んだのは、天皇陛下即位20年に合わせたわけでもないのだが、
小林よしのりの「天皇論」。一応、ジャンルは漫画に属するのだろうが、
絵より文字の量のほうが圧倒的に多く、これは本といったほうがよいだろう。

小林よしのりの漫画(本)なんて、今まで手に取ったこともなかったのだが、
皇室に詳しい人が「ちゃんと書かれている」と評価していたので、読んでみた。

天皇の本質は、古代から連なる「祭司王」の役割にあるとしている。
そして、日本は、2600年以上にも渡って国家体制を維持している、
世界でも類をみない国であることの意義を説いている。
天皇の役割や歴史を理解することは、日本という国の捉え方、歴史認識につながる。
にもかかわらず、学校でもニュースでも、あまりきちんと教えているとは言いがたい。

そこに登場したこの漫画(本)。とっても勉強になった。
今年発売以来、20万冊くらい売れていて、幅広い世代に大きな影響を及ぼしているらしい。

ちなみに、その前に読んだのは、Nayan Chandaの「Bound Together」。
こちらは人類のグローバライゼーションの歴史を辿っている。
こちらの本は、何万年も前の人間がまだホモサピエンスだったころに始まり、21世紀の今日までをたどり、
世界中の国々にも言及していてるものだから、ものすごい情報量だった。
そして、原書で読んでしまったものだから、読みきるのに、ものすごーく時間がかかってしまった。

興味深かったのは、人類の歴史はアフリカに始まる(日本人の祖先もアフリカ)のにもかかわらず、
今日、グローバライゼーションの取り残されてしまったのがアフリカであるということ。
そして近年、グローバライゼーションの恩恵をもっとも被ってきた先進国こそが、
さらなるグローバライゼーションの波を止めようとしているということ。
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by peoplefocus | 2009-11-14 22:24
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