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ブログ引越しのお知らせ

黒田由貴子とルークのブログをご愛読いただき、ありがとうございます。

2010年8月から、以下のサイトに、ブログを引越しさせました。

http://pfcluke.seesaa.net/

これからもよろしくお願いいたします。
# by peoplefocus | 2010-08-09 19:13

馬と学ぶリーダーシップ録

星野リゾートのリゾナーレと共同展開している「馬と学ぶリーダーシップ」研修が
本日行われ、ユニークなプログラムゆえ、数社のマスコミも取材に来た。
山梨放送のテレビニュースにも取り上げられた。

今日、リーダーシップ研修の相手をしてくれた馬は、ジャスパーとリリー。

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こちらはリリー。ブラッシングされて気持ち良さそうに大人しくしているが、
女王様キャラで、プライドがとても高いんだって。


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こちらはジャスパー。真面目な性格というが、ペコちゃん人形みたいに
舌を横に出す癖があって、茶目っ気たっぷりなところもある。



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この子は、かすみちゃん。「ワタシもかまって!」と言いたげに、
馬舎から顔を出して、人間を誘っていた。
このあと、グラウンドワークをしている間もずっと馬舎から顔を出して、
ワークを興味深げに眺めていた。
今度は、かすみちゃんもワークに参加しようね。



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グラウンドワークでは馬を引いて歩く。
こんなシンプルな行為だけど、奥深い。
自分のあり方が鏡のように馬の態度に現れてしまうのだ。
この人は上手にリードできてる。



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最初はなかなかできなかった人も、やがて障害物があるところも
引いて歩けるようになった。


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馬舎にいる仲間たち。犬のチェルシーと猫のミシュラン。
ふたりとも(2匹とも)、超人なつこく、劇かわいい。


心打たれた、馬トレーナーのお話。
「馬が仕事をできるように、いつも共に歩み続ける。
仕事ができない馬は役立たないということで処分されてしまう。
だから、私たちトレーナーは、馬の命を守るためにも、
終わりなきゴールに向かって、馬のトレーニングを欠かさない。」

命を守るという気迫で、相手と向き合い育てていく、そんな姿勢を教えられた。


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こちらは、自宅でダレているルーク。
おまえも、ジャスパーやリリーを見習って、仕事しろ!
# by peoplefocus | 2010-07-14 22:19

日本人の悲観主義

先週の土曜は、8時間ぶっ続けで、PFCの未来について議論したが、
今週の土曜は、ジャパン円卓会議にて、8時間、日本の未来について議論した。
あーーちかれたーー。

来月から、社外監査役を務めなければならないこともあって、一番勉強になったのは
コーポレートガバナンスの議論だった。
今年から東証は独立役員を義務付けるわけだが、はたして日本企業に独立役員の仕組みは
機能するのか、そもそもボードの役割は何かが問われている。

以前は、「社外役員は役に立たない」と言っていた日本企業も、ようやく社外役員とは、
商売を増やしてくれる役割を担うものではないことに気づき、執行と監督を分ける意義を
理解し始めているようである。
しかし、今日もなお、「ボードメンバーには、執行しない社内の常勤役員がちょうどよいのではないか」
という発言があり、まだまだ社長が外部の人に監督されることへの抵抗が高いかんじである。

一方の、社外役員がボードの多数を占めるHOYAの鈴木CEOは、
「ボードの存在は、自分にとってはとても辛い」と発言し、
また、社外役員をどうやって選定しているのだという質問に対し
「ボクには決定権がないから知らない」と答えていた。
なるほど、これこそが、ボードが機能している姿なのだなと、よくわかった。

まあ、その他、会議では、税制改革やら医療制度改革やら防衛政策やら移民政策やら
実に話が多岐にわたったのだが、何の話をしていても、必ず、「日本人は悲観しすぎ。もっと自信をもつべき」
というコメントが政治家からもエコノミストからも学者からも経営者からも出てくる。

反論したかったのだが、時間切れでできなかったので、ここでしよう。
日本人は日本に対して悲観的であるだけでなく、企業における社員エンゲージメント調査でも、
世界と比較して、日本人が自社に対して最も悲観的であることが実証されている。
弊社では、この事態に対応すべく組織開発サービスを提供しているので、
日本人の悲観主義はいわば我が社のビジネスチャンスである。

しかし、最近ちょっと思うことは、日本人の悲観主義は国民性なのだから、
これはこれで個性として受けとめてはどうかということ。

そして、悲観主義を悲観していれば、結局、悲観主義を冗長しているのだという
このパラドックスは何か滑稽ではないか。

だから、「日本人は悲観主義でいいよねー」と笑ってみてはどうだろう。

ps
最近、ツイッターが楽しくて、ブログの更新が進まない。
ツイッターはこちら http://twitter.com/YukikoKuroda
# by peoplefocus | 2010-05-29 20:54

GW2010 by Luke

GW2010 by Luke_f0053855_1272215.jpgルークです。今年も乗ります、ペット専用カート。さあGW期間中の買出しへ

GW2010 by Luke_f0053855_1292952.jpg都内ではありえないこの光景も、軽井沢の人は慣れたもので、あまり驚かれたりしません。

GW2010 by Luke_f0053855_12122319.jpgあのー、ペットフード売り場はあっちなんですけどー。

GW2010 by Luke_f0053855_1217338.jpgお買い物のあとは、とあるレストランにて飼い主のお食事に同行。
ステキな雰囲気でフルコースディナーが食べられる処ですが、過去にはテーブルに繋がれていたハスキー犬がダッシュしてテーブルが吹っ飛んだことがあったそう。

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# by peoplefocus | 2010-05-02 12:25

仕分け人って。。。

仕分け人が、独立行政法人の賃金カットを迫っているが、本当に必要なことは、
賃金に見合う付加価値を世の中に提供できているかを問うことではないか。

私は学生のとき、グローバル社会に役立つ仕事がしたくて、今、仕分けの憂き目に
あっているJICAやJETROや国際交流基金への就職を志望していた。

しかし訪問してみると、学生の目から見てもわかる非効率さや
上層部を天下り役人に牛耳られて覇気のない職員たちを目にして幻滅し、
とりあえず民間企業にいくことを決意した。

だから独立行政法人には、取り除くべき無駄がたくさんあるはずと思うし、
それはどんどん追求してほしいのだが、もっと成果についても突っ込んでほしいのだ。
「なんで、1番じゃなくてはいけないのですか?」の発言は世の度肝を抜いたが、
「1番を目指すなら、予算をつけるのであと5年以内で1番になってください。
それができなかったらこの事業は終わりにします」とかいえば、
必死になって成果を出そうとするのではないか?

あと、人件費の問題。
社会起業家の小暮さんはその著書の中で、社会事業で働く人の報酬は低くあるべきという
日本の常識を憂いている。(アメリカでは、民間企業からNPOに転職して給料が上がった
なんていう例すらあるのだそうだ。)
天下りでもいいし、年収2千万でもいいから、それだけの仕事をしてくれていればいいのだ。
そもそも、マネジメントとは、人の持てる力をどれだけ最大限に引き出すかがすべて
なのだから。

そういえば、数ヶ月前、仕分け第1段のときに仕分け人を務めた人と宴会の場で同席した。
「ま、あれは社会科見学みたいな体験でしたな」と言って、多くを語ろうとしなかった。
仕分け人もどれだけ本気でやってんだか。。。
# by peoplefocus | 2010-04-28 19:03